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ボランティア体験記
「8歳あまね日記・母との語らい」

あまねちゃんとお母さん (第10回SCHECカンボジア支援活動 07年4月参加)

私と娘、ふたりでカンボジアへ

 今年の2月だったでしょうか。田口さんから今回の視察活動のことをうかがって最初に思ったことは「私がカンボジアに行っている間、娘をだれに預かってもらおうか」ということでした。つまり最初は、連れていく気はなかった。海外なんて、自分で金稼ぐようになってから行け、と思っていたこともあります。
 ただ、いろいろ考えて、連れていくほうが私もラクだなあ、と。理解できなくていいから、とりあえず歩いて、景色も人も、ただ見てくればいい(それは、自分についても言えること)。また、学校での友だち関係も日々順調というわけではなく近視眼的になりがちで、ちょっと気分転換をさせたかったこともあります。それで、同行のみなさんへのご迷惑は承知で、ふたりでの参加を希望したのでした。

 「いっしょに行こっか」と伝えたとき、なんの予備知識もないはずの娘が最初にした質問は「カンボジアには、戦争はないの?」でした。「手とか足とかがなくなっても、死なないの?あとから痛くなくなるの?」、「食べ物は、あまねが食べる分もあるの?」、断片的な質問の数々に、極力明るく答えつつも、少しだけ気持ちが揺れました。でも、行くことを決めて以降、彼女の興味はカンボジア一色。カンボジアの子どもたちにあげるのだと言って、お菓子の空き箱を準備し、色鉛筆や折り紙や、お菓子まで詰め込む日々が始まりました。


あまね日記 4月24日(月)

■カンボジアでのこと(1)

 ひこうきで、耳がいたかったり、雲のおうちといってあそんだりして楽しかったです。
 あとは、夕やけがしずんで、雲がうえからしたになって、きれいでした。
 カンボジアはものすごくあついです。ときたま、はだかではしっているおとこの子もいるようです。
 くうこうからクルマで行くとき、バイク5人のり、3人のりを見ました。
 いっしょに行った人は田口さん、もえちゃん、田中さんやよしずみさんのおじちゃんおばちゃんがいました。
 カンボジアの人だけど日本語がしゃべれるおんさんとほんさんもいっしょに夕ごはんをたべたりしました。
 ごはんは、インディカ米をたべました。
 魚をまるごとだしてくれたり、バナナのわかいのをこまかく切っておりょうりをしてだしてくれました。
 楽しいです。
 ホテルのトイレで水がもれているのかわからないけどこぼれていて、ちょっとしんぱいでした。
 おわり


お母さんの日記 4月24日(月)

  飛行機は時間が長いとは言え、母の実家行きで慣れているので心配せず。ただ暑さに対してはお互いちょっと身構えている。食事はさほど辛くないと聞いてはいたし、お米さえ食べられれば大丈夫とは思っていたが、実際、ごはんがおいしいのでびっくり。娘も白いごはんを食べたらホッとしたよう。初めて降り立ったカンボジアの地で、最初に歓迎してくれたのは、美しい夕焼けでした。
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