治療を終え、みなさんと記念撮影。思い出に残る診療活動でした。 |
平成15年杉並区の公立中学校でSCHECのベテランであり、最年長ボランティアの篠ア徳量先生と出会った。カンボジアの体験レポートを読ませていただき、無謀な私たち親子はカンボジア行きを決意してしまった。先生のレポートで想像できていたと思いきや、あまりにも言葉が通じない。列を作ったことのない人々。僧侶の患者さんは同姓の先生に。誘導するにも問題が山積。子どもたちも不安そう。だが心配をよそに、子どもたちは別れを惜しむくらい、若いスタッフと鬼ごっこや折り紙に興じていた。一方、重装備の先生方は炎天下の診療に汗だく。頭が下がる。熱中症になった私だが帰国早々タオル・歯ブラシの買い溜め開始。ブラッシング指導の勉強も、また日本の中学生にもボランティアを伝えたいと考えている自分に、我ながら呆れる。大学生の娘も得ることが多かった。すべての出会いに感謝をし、今年も親子で参加できたらと、願っている。 |