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東京都足立区立六月中学校のみなさま
SCHECの活動が載った朝日新聞の記事を見て問い合わせていただいたのが、六月中学の、その年卒業される生徒のみなさんでした。井戸の看板に寄付者の名前が載るとの記事を見て、当初、卒業生全員、300人の名前が載らないかという相談でしたが、さすがに無理とお答えしたところ、「みんなのありがとう」(MINNANO ARIGATOU) という言葉を生徒のみなさんで考えたからとご返事がありました。
現地のスタッフに特別に手配し、小学校の校庭に井戸を掘っていただきました。
担当の教師の話では、当初、生徒会で何か社会に役立つことをしようという話になり、アルミ缶などの回収から始めたとのことでした。生徒に家庭から空き缶を持ってきてもらうことから始めた小さな活動が、今では毎週、水曜日か木曜日に生徒にボランティアを呼びかけて地域の清掃をし、空き缶を集める活動にまで発展しました。また、地域の方たちにも呼びかけて、缶を持ってきていただき、無理な場合は生徒会の役員が回収に出向くまでになったということです。
缶のリサイクル運動で得た資金の第1号の寄付が、カンボジアの井戸でした。その後、活動は大きくなって、今ではカンボジアの地雷撤去やインドネシアの震災復興、あるいはアフリカの難民への食料援助など、多岐にわたる活動として、実を結んでいるそうです。