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活動レポート
第6回SCHECカンボジア支援活動報告  05年3月
 05年3月17日から22日までの第6回目のカンボジア支援活動を無事終えることができました。今回の活動では今や恒例となった井戸掘り事業に加え、懸案だった第5校目となる小学校を建設することができました。
井戸掘り、500本達成!
 個人や企業からご寄付いただいた33本の井戸に加えて、これまでプールしてきた為替差益の中から37本分を充当させていただき、合計70本の井戸を掘ることができました。記念すべき500本目は、今回参加してくださったメンバーの方々に実際に井戸掘り体験をしていただきました。
 
 前回同様、アンコールワット遺跡郡の大回りコースから北に入ったアンコールトム郡の7ヶ所の村に掘りました。しかし前回は主に道路沿いの集落に掘ったのに対して、今回はそこからさらに田畑を超えて奥まったところに掘ってきました。そのためか、集落も点在することが多く、1本あたりの世帯数が2、3世帯とこれまでに比べて少ないのですが、それ以上に1つの井戸を大切に使ってくれている姿が印象的でした。
▲記念すべき500本目の井戸掘り体験の様子
クローライン郡センソック地区
チュラニャン村のセンソック小学校に
新たに5教室の校舎を寄贈しました。
 この小学校は埼玉県の杉戸中央ロータリークラブのご協力により完成したものです。シェムリアップの市街地から東方へ舗装された国道6号線で約60km、さらに土煙の上がる赤土の道路を13km入ったチクレン郡ポンクローム地区プローン村にあります。今年3月に視察したときは雨期の大量の雨で道路も決壊しており、小学校校舎建設のためにはまず建設資材を選ぶための道作りから始めなければならないほどでした。我々のパートナーである国会議員のシアン・ナムさんが道や小橋の補修工事から始めてくれ、小学校の建設が村のインフラ整備に結びついた格好となりました。

 開校式典には、かつて悲惨を極めたポル・ポト時代にこの地に強制移住させられ、苦渋を強いられたカンボジア仏教会高僧のテップ・ボーン氏もご臨席になられ、師の言葉に集まった住民のみなさんが手を合わせて有り難く聞き入っておられました。
▲子どもたちが笑顔で出迎えてくれました
▲アプサラダンスを披露する子どもたち
SCHEC