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ボランティア体験記
「カンボジアに行って」
藤川大輔さん・高1 (第35回SCHECカンボジア支援活動 19年11月参加)
 僕が今回のツアーに参加させていただいたのは、以前からボランティア活動に参加していたオジの勧めがきっかけです。
 初めて行く国ということで、戸惑ったり興味を持ったりなど色んな感情がありましたが、いざ現地につくとそんな感情を忘れてしまうくらい蒸し暑かったのを覚えています。ツアーを開始する前の日の夜は一緒に行動する大分グループ、歯科グループの人たちに温かく歓迎されて嬉しかったです。
 
 次の日の朝に小学校の開校式に出席しました。校舎はとてもきれいでしっかりした建物でした。一緒に出席していた子供たちや村の人々も学校が建てられたことに嬉しそうに笑っていました。
 その後、校舎に入る前にテープカットが行われました。僕もそのテープを切らせてもらいました。
 大事な式のテープカットを僕がしてもいいのかと思いましたが、今思うとすごくいい経験になりました。
 それから、子供たちに教科書や鉛筆を配っていきました。その時の嬉しそうな顔を見ると、自分まで嬉しい気持ちになりました。
 午後からは井戸の視察に向かいました。そこは家がポツポツとあり、近くの川で生活をしていました。現地の人たちは「井戸ができたおかげで生活が楽になった」と言っていました。自分もカンボジアの地域社会の発展に貢献できてよかったです。
 
 そして次の日に中学校の開校式に出席しました。その時に寄付された長縄で遊んでいた子供たちの笑顔が一番印象に残りました。
 
 そして最終日に農園の見学に行きました。そこでは、ほとんどの作物が無農薬栽培されていたことが印象に残りました。そこで試食させてもらったマンゴーアイス・パイナップルや野菜などがとてもおいしかったです。
 
 僕は今回の支援活動に参加して、一言ではつたえきれない色々な経験をしました。今後の人生にどんどん生かしていきたいと思います。



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