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「SCHECの活動に参加して」
吉田稔さん
(第7回、第8回SCHECカンボジア支援活動 05年11月,06年3月参加)
2005年11月のカンボジア、ボランティア活動に参加した際、参加者全員が共有した感動を、メンバーの伊藤典男氏が紀行文で上手に表現されていました。
当時、伊藤氏はロータリークラブの会長であり、カンボジアの小学校建設に大口支援をされ、学校の開校式で祝辞を述べられました。開校式では、カンボジアの子どもたちが笑顔で歓迎し、喜んでいる子どもの姿にショックに近い感動があったそうです。
帰国後の2006年2月、突然の心臓発作で緊急入院され、治療の甲斐あり、今は健康を回復されましたが、このとき次のように感じられたそうです。
「突然の生命の危機に遭遇して、回復したのはとても幸運であった。この幸運はカンボジアの子どもたちの笑顔が贈ってくれた賜物である。」
科学的には全く無関係ではありますが、ボランティア活動は心を浄化し、生きる力を増加させる力があるようです。確かに、心の持ちようで人生も大きく変化するようです。
私がSCHECに参加した動機は還暦を迎えようとした折り、振り返って、自分が企業戦士であったことを痛感したからです。業界以外は知りませんし、まさに村社会の人間でした。 井戸の中の蛙が、外国カンボジアの井戸掘り事業に触れたいと思ったのです。
その後、2回カンボジアの井戸支援活動に参加しましたが、毎回新しい感動があり、この経験のお陰で、友人や家族に明るく楽しい話題が提供できます。友人もほとんどの人が興味を示しますが、いざ実行になるとなかなか決断しません。優柔不断な友人に「一言」話しています。
「職業上の知り合いだけでなく、そろそろ外の人々と触れ合い、新しい感動を求めるときです。カンボジア支援活動はきっと新しい感動があります。もう仕事は十分してきました。さあ・・・、今までの枠を超えましょう。」
この私の言葉通り、
まさに伊藤氏は今までの枠を超え、新たな感動と新しい命さえ貰ったようです。