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ボランティア体験記
「カンボジアの未来へ」

渋谷寿代さん (第4回SCHECカンボジア支援活動 04年3月参加)

 当時、母を亡くして失意の中にあった私は、何か母の供養になる有意義なことはないだろうかと考えていました。その時、朝日新聞に掲載されたカンボジア井戸掘り活動の記事を見て、初めてSCHECの存在を知りました。そこで迷わず電話を入れ、母の名前を付けて10本の井戸をお願いしました。実は、最初から小学校の建設をと思っていたのですが、SCHECに関しては新聞記事でしか情報の無い状況だったので、まず井戸をお願いしてみて結果を見て考えようと思ったのでした。やがて、詳細な報告書と共に何枚もの写真が送られてきました。そこには、井戸を囲む地元の人々の姿がありました。本当に嬉しかったです。そのとき、学校建設をお願いしようと決めました。

 開校式に出かけた私の目に最初に飛び込んできたのは、カンボジアの焼け付くように暑い日差しの中、道の両側にお行儀良く並んで歓迎の為に私たちを待っていた生徒の姿でした。思いもかけない光景に、私は驚き、鼻の奥がツンとして危うく泣きそうでした。会場は校舎の前に設けられ、全校生徒、父兄が集まっていました。カンボジアは仏教国。大勢の僧侶の読経で開校式が始まり、子どもたちの伝統芸能アプサラダンスもあり、華やかでした。

 現地の活動に参加してみて、私が何よりも印象的で嬉しかったのは、教室に座って待つ小さな可愛い子どもたちに、学用品を手渡した時のことです。キラキラと瞳を輝かせて、はにかみながら嬉しそうに笑ってくれる姿を見て、学校ができて本当に良かったと思いました。

 カンボジアには、日本では考えられないほど貧しい子どもたちが沢山いますが、勉強して自分の人生を切り開いていって欲しいと心から願わずにいられません。SCHECの活動によってできた小学校の名前には、「サンキム」(希望)という言葉がついていますが、これからも「サンキム」の輪が広がっていくことを願っております。
SCHEC