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ボランティア体験記
「カンボジアの思い出」
山中莉奈さん (第1回SCHECカンボジア支援活動 02年11月参加)
 02年11月16日から21日まで、私はお父さんとカンボジアへ井戸の視察に行きました。

 日本を出発する前、学校の先生のアイディアでクラスの友だちから鉛筆を寄付してもらい、また、自分でも鉛筆、風船、なわ跳びを買っていきました。

 井戸の視察の途中でシェムリアップの村に寄ったとき、こんなことがありました。日本から持っていった風船を村の女の子にあげようとしたら、怖がって受け取ってもらえません。代わりに近くにいた男の子に風船を渡しました。すると、それを見ていたさっきの女の子が近寄って来て、私に手を差し出してきました。風船を手にすると、女の子はとても嬉しそうでした。なんだか私も嬉しい気持ちになりました。
 
 その日は一日中たくさんの井戸を見て回ったため、夕方、車の中で疲れて寝てしまいました。目を覚ますと最後の井戸の場所に着いていました。車から降りて井戸に向かって歩いていたら、SCHECの田口さんが「莉奈の井戸があったぞ。」と大声で叫んでいるのが聞こえました。私はうれしくなって井戸に走り寄りました。夢中で井戸のポンプを押すと、きれいな水が勢いよく出てきました。私はそれを見て、「うれしいなぁ。すごいなぁ」と思いました。

 カンボジアでは、日本ではなかなか食べられない料理も体験しました。またツールスレン博物館で見たポルポト時代の悲劇はとても心に残りました。雨上がり、井戸の視察で行った村にかかっていた虹はとてもきれいでした。色々大変だったけど、この5日間で私はとても良い体験ができたと思います。
SCHEC